有価証券報告書を読む!
有価証券報告書って何?
「有価証券報告書」とは、株式を証券取引所などに上場、公開している企業が、事業年度の終了後3ヶ月以内に提出を義務づけられている書類のことです。事業の状況、財務状態などが記載されています。
これにより、投資家が投資を行う際の重要な判断材料のひとつになります。
金融庁や証券取引所で誰でも閲覧できるようになっていて、2004年6月からは、企業にインターネットによる有価証券報告書の提出も義務付けられました。
有価証券報告書を見てみよう!
有価証券報告書を目次順に追っていきましょう。
■表紙
会社名や所在地など会社の概要が記載されています。
第一部 企業情報
◇企業の概況
何をしている会社なのか、沿革、どのくらいの規模の会社なのかなどの情報が記載されています。
◇事業の概況
企業が一年間でどのくらいの業績をどの分野で上げたのか、また事業ごとのキャッシュフローの推移、状況などが記載されています。 企業の実態が分かりやすく理解できます。
投資家にとっては、要チェックの項目となります。
◇設備の概況
どの事業でどんな設備投資をしたかという情報が記載されています。
その企業がどんな分野に積極的に投資をしているかということ分かります。
◇提出会社の概況
株式の総枚数や発行済み株式数、新株予約権等の状況、発行済株式からみる資本金などの推移、所有者別の状況、大株主の状況、議決権の状況、ストックオプション制度の内容など、株式について様々なことが記載されています。
◇経理の概況
連結財務諸表と財務諸表等が記載されています。
連結財務諸表は、連結貸借対照表・連結損益計算書・連結剰余金計算書・連結キャッシュフロー計算書の4つ。親会社がそのグループの財政状態や経営成績を総合的に把握するために作られるものです。
財務諸表は、企業の財政状態および経営成績を把握するために作られたもの。貸借対照表・損益計算書・キャッシュフロー計算書・利益処分計算書などがあります。
◇提出会社の株式事務の概況
決算期がいつなのか、株主総会はいつなのかなど、株式に関しての事務的なことが記載されています。
◇提出会社の参考情報
事業年度の開始日から有価証券報告書を提出するまで、どんな資料がいつどこに提出されたのかが記載されています。
このように投資家にとって必要な情報は、有価証券報告書にすべて載っている、といってもいいと思います。ポイントを押さえて、是非の投資判断に役立てましょう。
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